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 有機材料化学研究室では、電気・光機能性を有する有機材料に関する研究を行っています。特に大きく分けて、有機太陽電池や有機EL素子の高性能化を目指して、「π共役高分子錯体に関する研究」と「電気・光機能性を有する有機ナノ材料に関する研究」を行っています。
 有機エレクトロニクスにはいくつかの約束事があります。それは、@ イオン性の材料は素子の特性を下げる、A 水を使用すると素子の寿命が低下する、B 塗布法で積層構造はつくれない、というものです。大半の研究はこれらの約束事に縛られて行われており、新しい発見はほとんどありません。そこで、本研究室では世界最高の特性に拘泥することなく、これらの約束事に挑む研究テーマを設定し、停滞した有機エレクトロニクス用材料開発に新たな光を届けることを目指しています。

近日中にリニューアル予定です。興味のある方は直近の学会発表(高分子討論会、基礎有機化学討論会)を参照してください。

<目次>
・全体の研究紹介
有機材料とはどのようなものか
高分子材料
高分子錯体
電気・光機能性高分子材料
有機太陽電池の材料設計
π共役高分子錯体に関する研究(休眠中)
電気・光機能性を有する有機ナノ材料に関する研究(休眠中)