取得可能な資格・免許

機能分子化学科の教育課程では、(1)卒業時に”自動的に得られる”資格、(2)在学中から受験可能となる資格、(3)所定の単位を修得することにより得られる資格があります。

卒業時に自動的に得られる資格	『毒物劇物取扱責任者』（国家資格） 　機能分子化学科の卒業生は学校教育法に規程する「応用化学に関する課程を修了した者」に該当しますので、この資格が卒業と同時に自動的に与えられます。 ※本学科卒業を証明する書類（卒業証書、卒業証明書等）が、いわゆる「資格証明書」の役割を果たします。 （参考：「毒物及び劇物取締法」第7条、第8条）
在学中から受験可能となる資格	『甲種危険物取扱者』（国家資格） 　「危険物取扱者」の資格には『甲種』『乙種』『丙種』の3種類があり、『甲種危険物取扱者』は「すべての危険物の取扱作業と保安監督業務を行う」ことができる”危険物の取扱いに関する国内最上級の資格”です。 『甲種危険物取扱者』の受験資格は「化学に関する授業科目を15単位以上修得した者」であり、本学科では概ね2年生で受験資格が得られます。 （参考：「危険物取扱者」試験）
所定の単位を修得することにより得られる資格	『中学校教諭一種免許（理科）』 『高等学校教諭一種免許（理科）』 　学校の先生になれる、いわゆる『教員免許』です。本学科の教育課程のほかに「教職課程」を履修し所定の単位を修得することにより、免許を取得することができます。「教職課程」の詳細は本学の教職教育センターHPをご参照ください。 ※教職課程の単位を修得した上で、大学院修士課程（自然科学研究科化学専攻）まで修了すると、上記に対応する『専修免許』を取得することができます。

上記の他にも、所定の単位を修得することにより、図書館学に関する『司書』（教職課程を修了すれば『司書教諭』）などの国家資格を取得することができます。

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卒業後の進路

【大学院への進学】
　機能分子化学科卒業生のおよそ1/3程度が大学院に進学します。研究・開発職の採用は「大学院修士課程修了」を前提とするものが多く、これらの職種への就職を希望する人は大学院に進学する傾向にあります。進学先としては、甲南大学大学院自然科学研究科化学専攻（内部進学）のほか、他の大学院修士課程に進学する人もいます。
※大学院入試として一般入試と学内推薦入試（内部進学を希望する成績優秀者対象）を実施しています。

【就職】
　化学系を中心とするメーカーへの就職のほか、ソフトウエア・情報、建設・不動産、金融・保険、医療・社会福祉、サービス業全般にわたり、幅広い分野に就職しています。また、行政・警察・消防などの公務員、あるいは、教員免許を取得して学校教員も進路先となっています。

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