機能分子化学科の特色CONCEPT

『機能分子化学』の専門教育・研究について

現代を生きるわたしたちは、いろいろな便利な製品を使用して豊かな暮らしを送っています。数十年前までは「人間の生活が豊かで便利になるための科学技術開発」が主流でしたが、その結果として、環境問題、資源問題、エネルギー問題が徐々に顕在化するようになりました。このような諸問題を未来に先送りすることなく、豊かな生活を享受するためには、”持続可能な科学技術”、すなわち、単なる便利さの追求だけでなく、環境に優しく、省資源・省エネルギーな『次世代に向けた科学技術』の開発に取り組むことが不可欠です。では、化学分野において『次世代に向けた科学技術』を開発するためにはどうすればよいでしょうか?・・・その答えの1つとして、わたしたちは『機能分子化学』に着目しています。『機能分子化学』は、分子(原子やイオンを含む)そのもの、あるいはそれらの小集団を「微小材料」と捉え、分子レベルでの精密な機能制御や、それらが集合・配列することで生み出される新たな機能性の探索研究を通じて、次世代のための化学技術創出を目指す化学分野です。
甲南大学機能分子化学科における「機能分子化学」研究
本学科は、次世代を担う化学技術への活路となる
『機能分子化学』の研究を通じて環境・資源・エネルギー問題解決に貢献するとともに、次世代のための化学技術に貢献できる化学系人材の育成を進めています。


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甲南大学理工学部機能分子化学科

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