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【主な研究テーマ】
【生体材料創成学分野】

1. イオン性エラストマーによる環境応答型駆動素子の開発

外部環境変化に同期して材料特性を変換できる高分子鎖を導入したエラストマーを基盤とした環境応答素子を開発する。具体的には、エラストマーの特性を有する高分子の末端基にイオン性親水鎖を導入したブロック共重合体を設計し、その環境応答による材料表面・バルクの特性変換を実現する。


2. 高分子鎖の自発的な表面濃縮と生体材料界面としての応用

高分子鎖の相分離現象を駆動力として高度の表面濃縮を行い、生体材料界面として応用する。具体的には、親水鎖と疎水鎖からなるブロック共重合体を設計し、親水鎖を材料表面・バルクに高度に濃縮させる。多様な化学修飾プロセスから、生体材料界面を実現する。


3. 多様なイオン種の高速濃縮による材料プロセッシング

有機高分子膜へ無機化合物を複合化するために材料プロセッシングを開発する。具体的には、陽イオンおよび陰イオンに電場を与えることにより、高分子多孔質膜近傍にイオンを高度に濃縮させ、これに続く結晶化から複合材料を創製する。
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甲南大学理工学部機能分子化学科 材料プロセス化学研究室
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