「次世代の材料を創成する」ために果敢に挑戦し続ける
機能分子化学科では、現代社会が抱える環境、資源、エネルギーに
関する化学の諸問題に対して、「機能分子化学」の立場から果敢に
チャレンジしています。
【お知らせ】2009年6月17日更新
・機能分子化学科教員公募について(応募締切:2009年8月15日必着)
・甲南大学一日科学体験2009(旧・甲南大学理工学部一日体験化学教室)
のホームページを2009年度版に更新致しました。
***2009年度より分野構成・名称を変更しました***
[環境・計測化学] [有機合成化学] [無機材料化学] [材料プロセス化学] [応用物理化学]
(2008年度以前の研究室構成はこちら)
● 環境・計測化学 (茶山健二、岩月聡史)→研究室のホームページ
―環境計測および新規な分離・分析法の開発―
環境中のNOX或いは環境ホルモンといった有害化学物質を新たな分析手法
を開発することにより計測する研究を行っている。また、新規の含硫黄有
機分析試薬を開発し、これらを用いる貴金属イオンの選択的抽出システム
を開発し、その技術を環境に有害な有機溶媒を使用しない高分子を用いる
新たな抽出媒体へ応用する研究を行っている。他方で、溶液内で起こる種
々の化学反応について詳細な機構分析・解析を行っている。そして、解明
した反応機構に基づいて、新規な分析化学反応を構築したり、化学センサー
や分離技術の開発に展開している。
キーワード
* 微量元素
* 貴金属
* 環境ホルモン
* NOx
* 化学センサー
● 有機合成化学 (宮澤敏文、檀上博史)
―酵素、金属触媒、マイクロ波等を利用した有用な有機化合物の合成―
我々の生活を豊かにする、有用で高度な機能を持つ新しい物質の創製にお
いて有機合成化学の果たす役割は極めて大きい。当研究室では、酵素、金
属触媒、マイクロ波等を利用して有用な有機化合物を合成し、また合成し
た化合物の構造や機能に関する研究を行っている。具体的には、酵素の持
つ高い選択的(立体選択的、位置選択的、官能基選択的)な触媒能を利用
した生理活性物質や機能性物質等の合成やマイクロ波照射下での有機反応
による有用化合物の合成研究、さらには生体高分子に倣いつつ、よりシン
プルで高機能な化合物群を創製する目的から、金属錯体をベースとした高
効率的触媒系の開発や、特定の小分子を選択的に認識して高次構造体へと
変化する分子認識分子の設計・合成を行っている。
* 酵素
* 金属触媒
* マイクロ波
* 分子認識
● 無機材料化学 (重松利彦、町田信也、内藤宗幸)
―合金、酸化物、ガラスなどの合成と物性およびそれらの材料の機能性に関する研究―
原子やイオンが固体中を移動する現象は、各種無機材料の機能発現に深
い関わりをもつとともに、準安定化合物相の合成や物性にも大きく関与
している。本研究室では、このような物質移動と深く関わる物性や化合
物の構造変化について興味をもち、形状記憶合金、磁性材料、高靭性セ
ラミックスなどについて検討している。さらに、固体中をリチウムイオ
ンが移動する現象を利用して、リチウム電池の電極材料や固体電解質、
さらには水素吸蔵合金などの開発に関する研究にも取り組んでいる。
* 光触媒
* リチウム電池
* 機能性セラミックス
● 材料プロセス化学 (池田能幸、渡邉順司)→研究室のホームページ
―高分子の合成ならびに物理化学的性質の研究―
撥水性と撥油性を有する機能性膜や、耐熱性および摺動性に優れたゴム、
さらには各種熱可塑性エラストマーの高機能化など、新規機能性高分子
の設計・合成を行っている。また、ゴム、プラスチックなどの高分子材
料は非常に多岐にわたり利用されている。これら製品には充填剤などが
配合され、その補強を図っている。これらポリマーの成形加工時の流動
挙動は品質安定化や省エネの観点からも重要であり、これらの基礎的研
究を行っている。
* 高分子材料科学
* 機能性高分子
* 流動解析
* 機能性膜
● 応用物理化学 (酒井宏、山本雅博、村上良)
―表面・界面を中心とした物理化学。表面・界面を反応場とする化学反応―
応用物理化学研究室では、固体表面や固体−液体界面、さらには液体−
液体界面の構造やその場での化学反応について、実験と理論の両面から
研究を行っている。具体的には金属の清浄表面や電極−電解質溶液界面、
さらには油と水のような交じり合わない溶液系の界面における原子やイ
オン・電子などの移動について研究を行うとともに、ミセル溶液などの
微視的に不均一な計における化学反応などを取り扱っている。さらには
鉄を中心とするさまざまな機能性金属錯体の合成やその電子状態、構造、
反応性についても検討している。
* 表面・界面の構造
* 表面・界面での反応
* 鉄錯体
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