以下に示しました文献の引用や書き方は,一般的なルールですので必ず従わざる負えません。

自己流の書き方は許されてないので,面倒ですが全ての点についてルールに従いましょう。

 

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山本グループ参考論文引用のFormat

 

(本文中で)

について明らかにした[1]  従って,….

について明らかにした[1,2]  従って,….

について明らかにした[1-4] 

 

句読点:読点は全角の「,」(「、」ではなく) 句点(丸)は全角の「。」を(「.」ではなく)

 

Font: 日本語:明朝, 英語: Times-Roman

 

参考文献(ゴチック 太字)

[1] M. Yamamoto, T. Kakiuchi, and R. Murakami, Anal. Chem., 89, 123-246 (1998).    

  (英語の文献:文献名はイタリック,太字BoldVolume巻,

   ページ数(最初と最後),出版年)

[2] 山本雅博,垣内隆,村上良,分析化学101, 234-987 (2014).

   (日本語の文献)

 [3] A. J. Bard and L. R. Faulkner, Electrochemical Methods, Fundamental and Applications, (John-Wiley and Sons, New York, 1980), pp.214-222.

                             (英語の本)

[4] 大堺利行,加納健司,桑畑進,ベーシック電気化学(化学同人,1999), pp. 201-205.

                            (日本語の本) 

 

雑誌名,本の名前はイタリック

巻,Volume はボールド(太字)

ページの筆頭と最後を書く

英語本:本の出版社,出版社の所在地,発行年を括弧で

日本語:本の出版社,発行年を括弧で

本に章に名前がついている場合は,その名前も

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「卒論の書き方」

 

 

 

まず,表紙に「原稿の日付,Version」を原稿先頭ページの右上隅に書いてください。例:2018/1/10 Ver.7一つ前のversionの原稿は比較検討のために棄てないでください。

 

卒論タイトルを決めましょう。タイトルは一番短いアブストラクトです。書いているうちに変更も可能です。

 

章立てをしましょう(目次を作りましょう)。 要旨,緒言,実験あるいは理論,結果,考察,参考文献,謝辞 )ページ番号は後で結構です。

 

最初に,グラフ・表およびそのcaption(説明文)を書きましょう。 PPTで別ファイルとしても結構です。 Fig.1, Fig.2 と連番を打ちますが後でも結構です。

横軸,縦軸の説明,物理定数はイタリック, w (g /cm3)ではなく,w / g cm-3としましょう。w / g cm-3の間には半角スペースを入れます。CVの電位には,参照電極を明示すること E / V vs Ag/AgCl (sat. KCl)

表の説明文は表の上に,グラフの説明文はグラフの下に書きましょう。説明文は箇条書きですが,具体的に書いてください。

 

次に,「実験・理論」は,実際に行ったことなので,まず最初に書けると思います。 他のサイト,以前の卒論や修士論文の文章を引用するときはその部分は必ず赤字で書きましょう。どこまで引用したのか明示するためです。

 

また,グラフ・表にもどり,それらの説明の文書を本文に丁寧に書いていきます。本文では箇条書きではなく,完全な日本語で書きます。

 

緒言(イントロダクション)は12月末までに仕上げることを目標としましょう。

1)緒言でのコピペが目立ちます。先輩の卒論やネットからコピペする場合は,コピペ先を必ず引用してください。他のサイト,以前の卒論や修士論文の文章を引用するときはその部分は必ず赤字で書きましょう。

どこまで引用したのか明示するためです。

2)自分が行った研究に近い内容を必ずどなたかが先に行っています。その先行研究について,誰が?何を?どこまで行ったかについて引用文献をあげて書きましょう。方法としては,輪読でとりあげた原著論文からさかのぼるか,Web of Scienceでキーワード検索をかけて論文を調べましょう。ここの作業が,4年生の皆様には一番つらいところですが,卒論にとって一番大事なポイントとなります。

3)その先行研究では,何が問題として残りましたか? 具体的に書きましょう。

4)本研究では,その問題に対してどのようにして,何を明らかにしましたか?

 2)−4)で,「研究の目的」がきちんと書ければそれで,卒論としての枠組みはほぼ完成です。

 

「実験・理論」は,実際に行ったことなので,容易に書けると思います。

次に研究室に来た学生さんが,皆さんの書いた文章をみて実験を再現できるように詳しく(写真付きで)書いて下さいね。皆さんも先輩の卒論を見て実験を習ったと思いますので!

 

「結果」では,まずどのグラフ・表を論文に掲載するのかを検討しましょう。それらのグラフ・表の説明を一枚づつ具体的に丁寧に書いていけば「結果」の章は終わりです。

 

「考察」では,緒言で述べた先行研究との比較検討を書けばそれで終わりです。

 

「結論」では,緒言で述べた目的に対して本研究では何を明らかにしたのか書きましょう。

 

「参考文献」を文献番号順に整理して書きましょう。書き方は上の通りです。

 

「謝辞」では,(基本的に他の研究室の)お世話になった先生・院生・学生・職員の方に御礼を述べましょう。

 

「図表」は,本文の後にまとめて掲載して結構です。 通し番号とCaption(図表の説明文)は必ずつけましょう。図の場合は図の下に,表の場合は表の上に書くのがルールです。

 

例年,図込みで100-150 pages書いて下さっております。また,教員との「やりとり」により10回以上の改訂を行っています。

 

 

「速く楽にかくための心得」からが,非常に参考になります→やればできる 卒業論文の書き方  中田 亨

20031015日初版。2009427日改訂   工学部の標準的な卒論の書き方について説明します。修士論文でも博士論文でも書き方は同じです。

 


ScienceWritingSkills.pdf Scientific Writing Skillsj******+birthday 


How2doPresntation.pdf Scientific Presentation Skillsj******+birthday